日本肘関節学会雑誌
Online ISSN : 2434-2262
Print ISSN : 1349-7324
Ⅲ. 外傷・外傷合併症
Anteromedial Facet Fragmentを含む尺骨鉤状突起骨折に対する手指用Locking Plate固定の治療経験
筒井 完明川崎 恵吉酒井 健明妻 裕孝岡野 市郎工藤 理史
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2024 年 31 巻 2 号 p. 79-84

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抄録
 尺骨鉤状突起は肘関節の安定性に寄与する重要な骨性要素であり,その骨折の内固定に手指用のAPTUS Hand ® を使用した5例の治療成績を報告する.対象は男性4例,女性1例,平均年齢51歳で,経過観察期間は平均10.4か月であった.骨折型はO'Driscoll分類によるanteromedial facet fragmentを全例で含んでいた.Wrightington分類ではType Bが4例,B+が1例であった.全例で骨癒合が得られ,肘関節平均可動域は屈曲131° ,伸展-12° ,Mayo Elbow Performance Scoreは平均96点であり,合併症は認めなかった.APTUS Hand ® はロープロファイルでありながら十分な固定強度を有しており,サイズや形状の多様性,形成のしやすさなどから様々な骨折型に適応可能であり有用であった.
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© 2024 日本肘関節学会
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