京都先端科学大学
2024 年 21 巻 2 号 p. 33-64
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
本論文では異質な労働市場を明示的に含む構造方程式モデルを構築し、最低賃金引き上げが賃金、雇用等に及ぼす影響を評価する。労働市場を企業規模、正規・非正規雇用に分割したモデルによると、最低賃金の引き上げは非正規雇用を大幅に減らすが、企業規模による差があり、零細企業では雇用減、大企業では雇用増となる。大企業に累進的に高い最低賃金を設定することにより失業軽減と賃金増をもたらす可能性があることが分かった。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら