日本地球化学会年会要旨集
2006年度日本地球化学会第53回年会講演要旨集
セッションID: 1D16
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課題講演-2 環境地球化学の新手法・新指標
三酸素同位体組成を指標に用いた環境水中の硝酸の起源解明
中川 書子大久保 智小松 大祐石村 豊穂廣田 明成木戸 唯介川口 慎介角皆 潤
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抄録
窒素はタンパク質を作っているアミノ酸の構成元素であり、生命活動に必要不可欠な「栄養素」である。そのため環境水における窒素循環を定量的に把握することは水産資源や地球温暖化の対策等を検討する上で重要である。環境水中の硝酸には、大気由来、窒素固定からの再生由来、海洋や陸水深層における再生由来のものがあることが知られているが、各起源からの硝酸供給量を硝酸濃度の定量のみから見積もることは容易では無い。そこで本研究では、硝酸の安定同位体組成が起源ごとに異なる特徴的な値を示すことに着目し、それを指標として硝酸の起源を定量的に見積もることを試みる。
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© 2006 日本地球化学会
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