理療教育研究
Online ISSN : 2434-2297
Print ISSN : 1349-8401
視覚障害に配慮した臨床実習用患者評価フィードバックシステムの開発とユーザビリティ調査
福島 正也
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2025 年 47 巻 1 号 p. 25-33

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抄録
要旨 【目的】理療教育において臨床実習は重要な位置を占める。本研究は、視覚障害に配 慮した臨床実習用患者評価フィードバックシステムを開発し、そのユーザビリティを 評価することを目的とした。 【方法】開発したシステムは、iPad を入力端末とし、Microsoft Forms で作成した フィードバックフォームと自動メール送信機能を組み合わせたものである。2ヶ月間 の運用後、来院患者34 名の回答方式(iPad、紙)と、臨床実習を履修する視覚障害 学生6名を対象としたユーザビリティ評価を実施した。 【結果】患者の64.7% がiPad を選択し、年齢による選択の有意差は見られなかった。 System Usability Scale(SUS)を用いた学生によるユーザビリティ評価(n =5) では、中央値76.8 点と良好な結果が得られた。特に全盲の学生からシステムの即時 性とアクセシビリティが高く評価された。一方、フィードバックの具体性の不足が課 題として挙げられた。 【考察・結語】本システムは視覚障害のある学生の教育支援に有用であることが示唆 された。今後さらなる改善により、より効果的な臨床実習におけるフィードバックの 実現が期待される。
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© 2025 日本理療科教員連盟
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