日本森林学会大会発表データベース
第124回日本森林学会大会
セッションID: P2-169
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薪ストーブ燃焼ガスへのFe系触媒の適用に関する基礎的研究
*玉井 康仁
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抄録
はじめに
木質バイオマスの家庭系用途として薪ストーブに着目し、熱利用の可能性について調査している。既報1)より、触媒付き薪ストーブを用いても燃焼ガス中COは299~3896ppm、NOxは36~81ppmと比較的高かった。そこで、安価なFe系触媒(群馬県吾妻産FeO(OH))を用いて燃焼ガス中COおよびNOxの低減に関する調査を行った。

方法
薪ストーブ内に触媒(粒径1.0mm、85ml、SV値700h-1)を充填した管を挿入し、通常の燃焼状態を維持してCOおよびNOx低減実験を行った。脱硝実験ではNH3水を入れたトレーを燃焼室内に置き、NH3を気化させた。

結果
(1)FeO(OH)触媒により2000~10000ppmのCOが500~1000ppm以下に低下した。
(2)気化させたNH3との触媒反応によりNOxも60ppmから10ppm以下に低下した。
今後は触媒の効率の向上を図り、触媒設置位置や圧力損出の把握等、より実用化に向けた検討を行う必要がある。

引用文献
(1)占部、玉井他、龍谷大学里山学研究センター、2011年度年次報告書、pp.84-90(2011)
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© 2013 日本森林学会
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