日本森林学会大会発表データベース
第129回日本森林学会大会
セッションID: P2-171
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学術講演集原稿
高知県鷹取山IBP調査区における現存量調査後の樹木の侵入
*米田 令仁稲垣 善之酒井 敦
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キーワード: 温帯林, ギャップ, 更新
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抄録

1960年代半ばから1970年代初頭にかけて国際生物学事業計画(IBP)のもとで高知県高岡郡梼原町の鷹取山植物群落保護林内で生産量調査がおこなわれた。調査区では調査終了の1971年12月に現存量調査がおこなわれ、胸高直径(DBH)5.7cmから91.2cm(グラフからの読み取った推定値)の計20本の樹木が伐採された。本研究では調査区を復元し、調査終了後45年経ったモミ林で林分構造や樹種構成がどのように変化したのか明らかにした。IBPの報告書等から調査が行われていた場所を特定し、30m×40mの調査区を復元した。調査区内のDBHが4.5cm以上の樹木について樹種の同定、DBHの測定を行った。1971年の現存量調査後に立木密度1905本/ha、胸高断面積合計56.7m2/haであった林分は、2016年では立木密度2158本/ha、胸高断面積合計71.8m2/haであった。また、落葉広葉樹の立木密度が1971年では72本/haであったが、2016年では375本/haと大幅に増加しただけでなく、1971年の調査では確認されていない落葉樹は11種が確認され、これらは集中的に分布していた。

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