日本森林学会大会発表データベース
第129回日本森林学会大会
セッションID: P2-196
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学術講演集原稿
東アジア森林生態系における温室効果ガス収支の長期変動に関するモデル解析
*伊藤 昭彦
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抄録

森林生態系は地域スケールの温室効果ガス収支において重要な役割を果たしており、都市近郊においてすら、大気中濃度には自然起源の変動が無視できない影響を与えている。生態系の温室効果ガス収支は、植生や土壌の成長に従って変化するだけでなく、気候変動による影響を受けるため、その気候システムへのフィードバックを定量化するには長期的評価が必要である。本研究では、陸域生態系の物質循環をメカニスティックに扱うモデル(VISIT)を用いて、東アジア地域を対象にしたシミュレーションを実施し、森林生態系による温室効果ガス収支に関する寄与を評価することを目的とした。1901〜2016年の気候データと土地利用データを用いて、116年間の長期変化をシミュレーションに取り入れた。VISITではCO2、CH4、N2Oの吸収放出を扱うことができ、森林伐採など土地利用に伴う放出、火災に伴う放出も組み込まれている。ここでは現在の各温室効果ガス収支に関する土地利用別の集計結果、過去のシミュレーション結果に基づく時期別の変化に関する結果などを示す。

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