日本森林学会大会発表データベース
第129回日本森林学会大会
セッションID: D21
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学術講演集原稿
落葉樹開葉前に撮影したUAV空中写真を用いた常緑広葉樹の抽出
*村上 拓彦折笠 航望月 翔太
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キーワード: UAV, SfM, 海岸林, 常緑樹, 落葉樹
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抄録

現在,マツ枯れ被害が深刻な海岸林において,常緑広葉樹の存在が注目されている。シロダモ,タブノキなどの高木性常緑広葉樹に対し,クロマツに代わり防風・防砂の機能が期待されている。今後の海岸林管理を考えた場合,常緑広葉樹に関する情報を収集することは大変有意義といえる。本研究の目的は,UAV空中写真とSfMソフトを利用した海岸林の現況の把握である。今回,UAV空中写真から出力した点群データを利用して単木ベースの樹高推定を行った。さらに,オルソフォトを使用しオブジェクトベース画像分類による樹種分類を試みた。プラットフォームはαUAV(アミューズワンセルフ社)であり,搭載カメラにはPanasonic 社のDMC-GX7を用いた。2017年4月5日に対地高度100mで撮影した合計1151枚の空中写真を解析に使用した。今回,落葉樹が開葉する前に撮影することによって常緑樹のみの情報を取得した点が特徴的である。Pix4Dmapperを用いて,ステレオペア画像から点群を生成し,DSM,DTM,オルソフォトに加工した。DSM,DTMを用いてシロダモ,タブノキ,ネズミモチ,クロマツを対象に樹高推定を試みた。また,オブジェクトベース画像分類から単木レベルの樹種分類を試みた。

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© 2018 日本森林学会
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