日本森林学会大会発表データベース
第133回日本森林学会大会
セッションID: T4-3
会議情報

学術講演集原稿
SfMによる樹木根系の三次元再構成におけるノイズ処理の検討
*岡本 祐樹, 池野 英利, 平野 恭弘, 谷川 東子, 山瀬 敬太郎, 藤堂 千景, 檀浦 正子, 大橋 瑞江
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

樹木根は、土壌の水分と栄養を吸収し輸送する機能を持つ、地上部の支持を担うなど樹木における重要な器官であり、樹木根の構造はこれらの機能と密接な関係にある。しかし、根系の構造計測には多大な人的及び時間的労力が必要の上、解体を行うため根系の再利用は難しい。そのため、再利用可能な形でデータを保存及び計測が可能な、より効率的な方法が求められる。近年、画像から物体を三次元的に再構成しデジタル化する技術の一つであるSfMが利用されている。この手法を樹木根系に適用すれば、効率的なデータ取得及び活用が期待できる。我々はこれまでの研究で、SfMを用いた根系の形態を高い精度で計測できることを示した。しかし、その過程の一つであるノイズ削除は手動で行われており、主観的な処理である上、作業に多大な時間が必要であるという課題が明らかになった。そこで本研究は、RGB値を用いて樹木根とノイズを区分することで、客観的かつ短時間にノイズを処理する方法の開発を目的とした。その結果、ノイズは樹木根よりB値のピークが高いことを明らかにした。また、B値を用いた閾値による自動ノイズ処理の導入に成功した。

著者関連情報
© 2022 日本森林学会
前の記事 次の記事
feedback
Top