機能水研究
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飲用アルカリ性電解水の長期飲用による生体内脂質過酸化の低減化
早川 享志佐古 匡Guihong Zhang松岡 拓磨嶋倉 崇雄冨田 幸希寺澤 佳織平松 健太中川 智行柘植 治人
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2012 年 7 巻 1 号 p. 19-26

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抄録
アルカリイオン整水器で調製した飲用アルカリ性電解水(AEW;pH9.6)を長期飲用した場合の生体内脂質過酸化の低減化効果についてWistar/ST系ラットに通常脂質含量と高脂質含量の飼料を投与して比較検討した。まず、血漿と肝臓のチオバルビツール酸陽性物質(TBARS)値を高める飼料条件として、市販のMF飼料(MF;脂質含量5%)に過酸化大豆油を添加して脂質含量を25%とした飼料(25MF)を設定した(Exp. 1)。次いで、飼料としてMFと25MF、試験水としてTW(pH7.0;未電解の浄水)とAEWを組合せた4群のラットを設け、2ヶ月飼育しAEWの飲用効果について検討した。その結果、血漿と肝臓のTBARS値は、AEW飲用群で低減化が見られ、特に高脂質飼料の場合において低減化効果の強いことが明らかとなった。一方、腎周囲脂肪重量はAEW飲用による低減化がみられ、肝臓の総グルタチオンと血漿アディポネクチンはAEWによる増加効果が見られた。以上のように、AEWの飲用効果は高脂質飼料条件下において顕著であり、生体内の抗酸化環境を増強していることが推測された。
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© 2012 日本機能水学会
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