東京歯科大学 [日本] https://ror.org/0220f5b41
2020 年 21 巻 1 号 p. 12-21
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
インフルエンザは,咽頭を含む口腔内細菌が増加することによって感染しやすくなることがわかっている.口腔内感染症に罹患している場合や口腔清掃がなされない高齢者は,口腔細菌が増加して不顕性に下気道に流入して呼吸器感染症が起こりやすい.新型コロナウイルスが口腔細菌と混合感染した場合には,免疫応答と関わりながら重篤化することが多くの臨床研究で示された.歯科医療と口腔ケアによる口腔機能の維持と清潔は,呼吸器ウイルス感染症のリスクを下げる意義がある.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら