人間と生活環境
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嗅覚測定法における異なる提示方法を用いたにおい評価に関する検討
- 生活環境中のたばこ臭を対象として -
光田 恵 萬羽 郁子棚村 壽三
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2025 年 32 巻 2 号 p. 43-48

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抄録

本研究は、生活環境の不快臭の一つであるたばこ臭を対象に、「におい袋法」「嗅ぎ窓式無臭室法」「入室法」の3種類の提示方法による評価結果の違いを比較検討した。各提示方法において臭気濃度3、10、30のたばこ臭を提示し、パネル選定試験に合格した喫煙者6人、非喫煙者6人の計12人の男性パネルが、臭気強度、快・不快度、容認性、におい質を評価した。その結果、臭気強度、快・不快度、容認性については、提示方法間で大差は見られなかった。におい質の評価においては、パネルの認知閾値以上の臭気濃度では、におい袋法が他の要因の影響を受けにくく、におい質のみの評価がしやすいため、特に個人差が大きくなる傾向が見られた。入室法では、空間的要因の影響を受けやすいため、環境条件や雰囲気にも留意する必要があることが推察された。

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© 2025 人間-生活環境系学会
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