人間‐生活環境系シンポジウム報告集
Online ISSN : 2434-8007
第42回人間-生活環境系シンポジウム報告集
会議情報

単身者の意識・住まい方と冬期の暖房利用に関する研究
*淡路谷 直季松原 斎樹柴田 祥江藤田 梨々華
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 53-54

詳細
抄録
今後, 単身世帯が増加を続けることが予想される。 本研究では単身居住者の生活に対する意識や住まい方 把握し, それらの相互関係を考察することを目的とした。本報では冬期の住まい方として暖房利用に注目し居住 者の意識などとの関係を考察した。関西・関東の都市圏の居住者を対象にアンケート調査を行い, 単身世帯の冬 期の暖房利用の実態や居住者の生活に対する意識などを把握した。 エアコンを主暖房器具として使用する者が最も多く, 男性では 54.4%であった。一方, 女性では 38.9%がエアコ ンを主暖房として使用しており, 男性より少なかった。女性は男性に比べこたつや電気カーペットを主暖房とし て使用する者が多かった。意識・価値観, 体質に関する回答からクラスター分析を行ったところ, 回答者を 5 分 類でき, 暖房範囲・頻度で各グループの特徴が見られた。
著者関連情報
© 2018 人間‐生活環境系学会
前の記事 次の記事
feedback
Top