2017 年 18 巻 3 号 p. 171-175
2015年度から、Patient Flow Management(以下PFM)を開始し入院前から退院を見据えた患者への支援として入院面談を実施している。実際に、入院面談を受けた患者・家族の認識と受けなかった患者・家族の認識について、半構成的面接で内容分析しその課題を明らかにする。結果、入院面談は、入院生活に対するイメージができ、治療や手術・中止薬に関する理解ができていること、不安を抱いている事や退院後の生活に戸惑いがあることなどが明確になり有用であった。