医療マネジメント学会雑誌
Online ISSN : 1884-6793
Print ISSN : 1345-6903
ISSN-L : 1345-6903
腰痛・坐骨神経痛治療におけるアルゴリズムパスの試み
勝尾 信一吹矢 三恵子
著者情報
ジャーナル フリー

2002 年 2 巻 3 号 p. 320-327

詳細
抄録
腰椎変性疾患に対する治療方針は医師によって異なることがある。そこで過去のデータおよび文献を参考に治療方針を1本化し図式化したアルゴリズムを作成した。アルゴリズムは脊髄造影から始まり、手術あるいは神経根造影・ブロックに進み、ブロック後は効果判定を行い、その後の方針を順次選択していくというようになっている。そしてアルゴリズムの中の脊髄造影や腰椎神経根造影・ブロック、外泊といったそれぞれの項目に対応する8種類の医療者用パス ((1) 入院日 (2) 腰椎ミエログラフィー (3) 腰椎神経根造影・ブロック (4) 腰椎椎間板造影・ブロック (5) 腰椎椎間関節ブロック (6) ブロック後 (7) 退院 (8) 手術前) を作成し、それらを順次繋ぎ合わせて使用することにした。従って患者の病態にあわせたオーダーメイドのパスになる。それに加えてアセスメントツール・患者様用パスを作成し、腰痛・坐骨神経痛治療アルゴリズムパスと称した。アルゴリズムパスの考え方を導入すれば、パスの適応疾患が拡大できる。
著者関連情報
© 医療マネジメント学会
前の記事 次の記事
feedback
Top