大学体育学
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研究資料
大学ソフトボール授業に適した視聴覚教材に関する調査
北 徹朗山本 唯博
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ジャーナル オープンアクセス

2010 年 7 巻 p. 77-86

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抄録

本研究では、全国の大学でソフトボール授業を担当している教員に対するアンケート調査によって、雨天時の授業の現状と視聴覚教材のあり方について探ろうとした。アンケート調査は278名に対して郵送法により行われ、128枚の有効回答を得た(有効回収率46.0%)。調査の結果、雨天等により、屋内で授業を実施せざるを得ない場合には、そのほとんどが体育館などの屋内体育施設を利用して他の実技種目が行われていた。また、約80パーセントが「ソフトボールの理論(講義)の時間は設定されていない」と回答し、その中で視聴覚教材の使用についても「使用していない」との回答が半数以上であった。その理由としては「身体を動かし運動させることが授業の目的」であるとの内容が多く挙げられた。大学ソフトボール授業担当教員から特に求められているのは、30分から40分程度の長さの映像で主に「バッティング」、「ピッチング(ウィンドミル)」、「ルール」といった内容が把握できる視聴覚教材であった。また、既存の資料には見あたらない「歴史や文化」といった内容の教材を求める声も多く、ソフトボールの技術のみならず、その発祥やルールの成り立ちからソフトボールを理解できる資料を求めるコメントが複数寄せられた。

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© 2010 全国大学体育連合
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