地盤工学研究発表会 発表講演集
第38回地盤工学研究発表会
セッションID: 1138
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焼却灰埋立地盤におけるモニタリングコーンの適用性
*前田 直也鈴木 嘉一束原 純
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抄録
管理型海面最終処分場において早期安定化対策や跡地利用等を実施する場合、廃棄物層の地盤工学的特性を把握することは不可欠である。しかし、廃棄物層は一般に不均質であるため、ある程度網羅的な地盤調査やモニタリングを実施し、その結果を総合的に評価することにより地盤モデルを設定する必要がある。地盤調査費用等を考慮すると、比較的安価で多くのデータを迅速に収集できる調査手法が望まれる。今回は、主に焼却灰を海中埋立処分した廃棄物層を対象に、地下水の採取および水質調査機能を有する電気式静的コーン貫入試験器(モニタリングコーン)による地盤調査を実施し、その適用性を検討した結果を報告する。
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© 2003 地盤工学会
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