地盤工学研究発表会 発表講演集
第38回地盤工学研究発表会
セッションID: 277
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大型一次元圧縮試験機を用いたロックフィル材の圧縮特性
*岩名 大輔吉田 次男原 忠片山 周平松岡 元孫 徳安
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抄録
近年、ロックフィルダムの沈下挙動を精度よく表現できる手法として、弾塑性モデルの適用が注目されている。一般的に解析パラメータは三軸圧縮試験などの室内要素試験により求めるケースが多いが、実粒径の大きいロック材は供試体径による最大粒径の制限を受けるケースが多く、堤体材料の力学特性を必ずしも正確に表現しているとは言い難い。そこで、より実際に近いロックフィル材の圧縮変形特性を表現可能な大型一次元圧縮試験機を作製し、最大粒径の違いが圧縮変形特性に与える影響を調べた。本報では、試験機および試験方法について述べるとともに、三軸試験より得られた結果と比較し、試験結果の整合性を確認した。
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© 2003 地盤工学会
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