耳鼻と臨床
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原著
当科で行った鼓室形成術III型における術後聴力改善度についての検討
小山 みな子大橋 充君付 隆小宗 静男
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2011 年 57 巻 6 号 p. 267-274

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抄録
九州大学病院耳鼻咽喉科で行われた鼓室形成術III型症例において、術後聴力改善の成功率とアブミ骨可動性、アブミ骨周囲病変の有無、ツチ骨キヌタ骨病変の有無、Middle ear risk index (MERI)、手術回数、術式との関連について回帰分析を用いて検討した。その中で有意な相関を認めたものは、アブミ骨周囲病変の有無と MERI であった。アブミ骨可動性の術中評価に関しては、成功率との有意な差を認めなかった。このことは、アブミ骨可動性の主観的判断には限界があり、客観的に数値化された手技が必須であることを示唆している。
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© 2011 耳鼻と臨床会
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