耳鼻と臨床
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原著
耳鼻咽喉科における気管切開 44 例の検討
小池 健輔田浦 政彦
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2018 年 64 巻 4 号 p. 130-137

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抄録

気管切開は待機的気管切開と緊急気管切開に大別されるが、当科で施行・管理した気管切開症例に関して、臨床的に検討を行った。待機的気管切開 36例中、悪性腫瘍例が 61%(22/36 例)であり、そのうち 17 例が再建手術症例であった。再建手術症例でのカニューレ留置期間は47%(8/17 例)が 6 日以内であり、術後 5 日目に抜去を検討できると考えられた。緊急気管切開 8 例中、悪性腫瘍例が 63%(5/8 例)であった。また頸部伸展困難で半坐位にて気管切開を行った症例、気管カニューレ挿入後に緊張性気胸を合併した症例、輪状甲状間膜切開を行った後に術場で気管切開を行った症例を経験した。

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