2021 年 67 巻 6 号 p. 375-380
アレルギー性鼻炎に対する治療は抗 IgE 抗体製剤の登場で広がりをみせているが、依然として治療の中心は第 2 世代抗ヒスタミン薬である。佐賀県および近隣の耳鼻咽喉科医を対象として電子メールを用いたアレルギー性鼻炎の薬物療法に関するアンケート調査を行った。耳鼻咽喉科医自身やその家族、患者への処方薬はいずれもビラスチンが最多であった。アレルギー性鼻炎の有病率は増加しており、各薬剤の効果や服用のしやすさ、副作用の発現の有無などを考慮しながら、適切な治療を行うことが重要である。