第一鯉溝瘻孔および嚢腫の6例

柊山 幹子; 牧野 浩二; 井手 稔; 河野 浩万; 永井 みどり; 森満 保

doi:10.11334/jibi1954.36.2_264

第一鯉溝瘻孔および嚢腫の6例

柊山幹子, 牧野浩二, 井手稔, 河野浩万, 永井みどり, 森満保

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キーワード: 耳小骨奇形, 耳下腺内嚢胞

ジャーナルフリー

1990 年 36 巻 2 号 p. 264-270

DOI https://doi.org/10.11334/jibi1954.36.2_264

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抄録

1979年から1989年までの10年間に宮崎医科大学耳鼻咽喉科で治療された第一鯛溝奇形症例6例を報告した.
本疾患に関する諸家の分類をいくつか紹介し, 自験例6例はType I 2例, Type II 4例と結論した. このなかには先天性外耳道閉鎖, 副耳および耳小骨奇形を合併したType I 1例, 耳下腺内嚢胞であったType II 1例が含まれている.
本疾患の早期適切な診断と治療のためには疾患の特徴と多様性を熟知することが大切だと思われた.

責任著者(Corresponding author)

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