耳鼻と臨床
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咽喉頭に発生した限局性結節性アミロイドーシスの1例
佐藤 慎太郎富山 里那子倉富 勇一郎井之口 昭
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2007 年 53 巻 5 号 p. 251-255

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抄録
咽喉頭に限局するアミロイドーシスは比較的まれである。今回われわれは、喉頭と咽頭の2カ所に限局した原発性アミロイドーシスの1例を経験した。症例は58歳の女性で、他院で喉頭に腫瘤を指摘されていたが、その後通院を中断していた。しかし呼吸困難感が出現し、徐々に増悪してきたため、当科を紹介された。左仮声帯から声門腔に突出するような表面不整な隆起性病変を認め、上咽頭の右側壁にも隆起した結節状の病変を認めた。気道の確保と生検を兼ねて喉頭の病変をラリンゴマイクロ下にCO2レーザーにて切除・蒸散した。摘出した組織の病理診断ではアミロイドーシスであった。また、咽頭の生検でも同様の病理所見が得られた。他部位にアミロイドーシスの病変を認めなかったことから限局性結節性アミロイドーシスと診断した。切除後1年2カ月経過した時点で、咽頭・喉頭病変の増大は認めていない。
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