2019 年 70 巻 1 号 p. 21-34
本研究で対象とする倉庫は,組立直前に必要な部品を取り揃えるフォワードエリアと,そこへ補充するために比較的長期間に渡り部品を保管しているリザーブエリアに分かれている.このリザーブエリアでは,保管する部品量の増加に伴い,数段に渡りパレットの状態で積み重ねられているため部品の入出庫に伴うハンドリング時間が問題となっている.この時間を減らすためにはできるだけ広いスペースを使ってパレットの積み重ねを行わないようにすればよいが,フォワードエリアへ部品を補充するためのフォークリフトによる移動時間が長くなってしまうという問題が生じる.そこで本研究ではこれらを考慮した部品の保管位置割当問題を考える.