日本経営工学会誌
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効果的作業集団設計の概念と基本的要件 : 作業集団の設計に関する研究(第1報)
永井 義孝天田 三郎新宮 哲郎
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1978 年 29 巻 3 号 p. 230-235

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抄録
製造作業集団の設計が, 生産環境との関係のもとに, 集団機能および集団情況の2側面から考えられている.そして効果性を追求する作業集団設計の方法論を, 多次元概念のもとに論述する.とくに設計概念について三つの基本概念を提示し, それらに基づいた設計プロセス確立のための基本的要件を, 設計要件および測定要件の関連において論述する.すなわち, 個体という集団の基本単位ならびに個体群および属性項目群による多次元解析に基づいた設計要因(MCファクター)を導入して, われわれの設計概念を構築しようとするものである.またこれらの概念に基づいて, 集団の属性・集合・関連の諸規定を考察して, 設計過程を体系化する.かくして, 効果的作業集団の設計の方法論に関する原理的な示唆を提示する.
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© 1978 公益社団法人 日本経営工学会
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