日本経営工学会誌
Online ISSN : 2432-9983
Print ISSN : 0386-4812
多変量データの相関分析と回帰における変数選択 : 連結ベクトルパターンによる重回帰分析に関する一試案(第2報)
太田 宏田中 昌行加瀬 滋男
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1982 年 33 巻 3 号 p. 196-203

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抄録
重回帰分析における変数選択はやっかいな問題の一つである.変数選択を行う方法として, 回帰式の良さを表わす評価基準を設定し, その基準に最もかなう回帰式を最良回帰式として選び出す方法がある.本稿では, まず多変量データの性質を表わす名種相関度の連結ベクトルパターンによる算定法を提供する.あわせて, その結果をもとに重回帰分析における変数選択のための新たな評価基準を提案するとともに, 数値例を通して本試案の有効性を検証する.
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© 1982 公益社団法人 日本経営工学会
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