Journal of the Japan Petroleum Institute
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技術報告
呈色反応を利用する高圧ハイスループットスクリーニング反応器用簡易合成ガス検出器の試作
小俣 光司増田 章宏望月 剛久渡辺 裕輔スタルト小林 靖和山田 宗慶
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2006 年 49 巻 4 号 p. 214-217

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抄録
メタンの酸化的改質反応用新規触媒を探索するために,多数の触媒の活性評価を短期間に行うハイスループットスクリーニング用高圧反応器を設計している。そのために高圧条件下で使用可能な簡易合成ガス検出器を試作した。生成ガスを常圧で分析する手法では,圧力を常圧へ減圧するデバイスの制限で一度に評価できる数に限界がある。そこで,高圧下で利用可能な検出方法として有色の金属酸化物の還元反応を用いた。酸化銅をアルミナ製フィルターに担持し,触媒層と重ねて用いた。650℃,1 MPaにてメタンの酸化的改質反応を行ったところ,触媒と接する部分のみ焦げ茶色から薄茶色への変色がスポット状に観察され,このフィルターが加圧下で改質触媒の水素生成能の評価に利用できることが示された。
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© 2006 公益社団法人石油学会
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