抄録
図書館は現代の日本において広く普及しており,十分に一般的なイメージを持つものと考えられる.本調査では,インターネットで収集した「本のある空間」の画像群 20 枚に対して,大学生 20 名に,指標「図書館らしい―図書館らしくない」と図書館の利用促進―阻害イメージの対である指標「気軽―かたい」において評価するよう指示した.その結果,「図書館らしさ」と「かたさ」に強固な結びつきがあること,両指標に対しては特に面出し図書の量の影響が大きいこと,被験者は実際に図書館である画像を「図書館らしい」と判断していることが明らかになった.