抄録
本研究は、旅行目的の 1 つである出張旅行に焦点をあて、出張旅行に付随して生ずる精算方式の課題を明らかにするとともに、今後の方向性を明らかにすることを目的とする。出張旅行を巡る課題は、法制度のみならず、業務を行うための管理システムとも密接に関連しており、双方の視点から検討する必要がある。本稿では、宿泊費と交通費の費目を事例に取り上げ、出張者へのアンケート調査を実施することで、費目別の精算方式の課題を明らかにした。こうした課題への取組みとして、普及が進んでいるキャッシュレス化に着目し、法人カードを活用した出張管理システムについて考察を行う。