観光研究
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研究ノート
ルーラルツーリズム推進組織の持続的運営に向けた組織間連携のあり方
―オーストリアにおける聞き取り調査をもとに―
五艘 みどり 國井 大輔平形 和世山田 耕生
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ジャーナル オープンアクセス

2023 年 35 巻 1 号 p. 79-86

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抄録

日本におけるルーラルツーリズムは、事業性と収益性の低さから、次世代への継承が困難となっている地域がある。また、Covid-19によって観光活動が低迷したことをきっかけに、高齢なルーラルツーリズムの担い手の一部は運営への意欲を失っている。これらの背景から、ルーラルツーリズムを地域に定着させ持続的に運営させるには、担い手を支援し観光客とのマッチングを図るような組織が不可欠である。一方、ルーラルツーリズムが定着するオーストリアでは、農業者が質の高いサービスを提供し十分な収益を得ることができるよう支援する組織が存在し、多様な組織と連携することでその取り組みを持続的にしている。そこで本研究では、オーストリアの事例を対象に、ルーラルツーリズムの推進組織の活用内容と組織間連携を明らかにすることを目的としている。

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© 2023 一般社団法人 日本観光研究学会
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