日本救急医学会雑誌
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総説
救急集中治療における重症度評価と臓器機能障害度指標
武山 直志田中 孝也加納 秀記野口 宏
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2010 年 21 巻 7 号 p. 327-342

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抄録
救急集中治療領域で扱う重症疾患は 臓器不全を併発する場合が多く,しばしば高額な医療費が費やされる。また集中治療を要する患者は単一疾患でないこと,全身性の複雑な病態を呈する場合が多いことなどより,治療効果の評価や施設間での比較に際しては,患者対象を層別化する重症度評価法が必要である。ICUにおける死亡率は不全臓器数と各臓器不全の程度に左右されるため,臓器機能障害度指標も重要となる。本稿では年代別に3種類の総合的全身重症度指標と4種類の多臓器不全重症度指標を示すとともに,4種類の個別疾患・臓器重症度指標に関して概説する。正確な重症度判定は,発症早期の重症例の検出と適切な治療法の選択へと繋がり,救命率の向上に寄与する。
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© 2010 日本救急医学会
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