農林省北海道農業試験場
1958 年 2 巻 3 号 p. 189-191
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
1) 大豆害虫マメシンクイガの野生の寄主植物として従来ツルマメ(満州)およびクララ(本州)が知られているのみであったが,北海道において山中のクズに寄生していることを明らかにした。2) クズの自生地の環境からみて,マメシンクイガが大豆からクズに移行したのではなく,クズは大豆以外の寄主植物であると考えられる。3) クズに寄生しているマメシンクイガは大豆にも寄生する。4) クズ以外にも野生の寄主植物が存在する可能性がある。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら