1998 年 73 巻 1 号 p. 50-51
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1997年6月26日,長野県下水内郡信濃町大井のコナラ林で,ちょうど総苞を開げた花序を一面につけているヤマボウシに出会った.観察していたところ,球状の頭花からドーム状にふくらんでいる開花直前の小花のつぼみに指で触れると,突然花弁が開き,おしべが展開することを増井がみつけた.同じ状態のつぼみについては,同じ反応があることを知った.ヤマボウシの開花行動はこれまで記録されていないと思うので報告する.
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