日本サルコペニア・フレイル学会誌
Online ISSN : 2759-8829
Print ISSN : 2433-1805
特集1.サルコペニア・フレイルのコントロバーシー
サルコペニアの診断:現時点でどの診断基準を用いるべきか
EWGSOP2基準
神﨑 恒一
著者情報
ジャーナル フリー

2019 年 3 巻 1 号 p. 21-26

詳細
抄録

2010年のEuropean Working Group on Sarcopeniain Older People (EWGSOP) によるサルコペニアの定義および診断基準の発表から8 年経って,改訂版であるEWGSOP2 が発表された。EWGSOP2 においてサルコペニアの診断は,① SARC-Fを用いてスクリーニングを行う,②筋力(握力もしくは5 回椅子立ち座り時間)を測定しサルコペニアの一次評価を行う、③筋量(DXAもしくはBIA法)を測定し,サルコペニアの確定診断を行う,④重症度判定を身体機能測定(通常歩行速度,SPPB,TUG,または400m歩行時間)によって行う,という流れに沿って行われる。なお,今回の改定では診断のためのカットオフ値が明示されている。今後,EWGSOP2をもとにアジア地域でも,AWGSの改訂作業に入るものと思われる。

著者関連情報
© 2025 一般社団法人 日本サルコペニア・フレイル学会
前の記事 次の記事
feedback
Top