日本サルコペニア・フレイル学会誌
Online ISSN : 2759-8829
Print ISSN : 2433-1805
特集1 骨粗鬆症とサルコペニア・フレイル,その異同
骨粗鬆症とサルコペニア:リスクの異同
藤原 佐枝子
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2021 年 5 巻 1 号 p. 22-25

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抄録

骨粗鬆症,サルコペニアは加齢によって増加し,有病率は骨粗鬆症で20~26%(女性),サルコペニアは7.5~8.2%で,約5%が骨粗鬆症とサルコペニアの両方をもっていた。骨・筋肉の発育成長は遺伝要因の関与が大きいが,その後の減少には,運動,栄養などの共通の生活習慣要因が影響する。運動,カルシウム,ビタミンDサプリメントの介入による効果は大きいものではないが,小児から高齢期を通して骨密度を増加・維持し骨折リスクを低減させる。サルコペニアに対する運動介入は,60歳以上の人において筋量,筋力の増強効果が認められている。必須アミノ酸の介入は筋量,筋力を改善する一定効果は報告されているが,タンパク質サプリメントの効果については一致していない。

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