コミュニケーション障害学
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最重度失語の臨床を掘り下げる:できることから考える言語訓練
村西幸代
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2024 年 41 巻 3 号 p. 129-133

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抄録
言語機能の障害のみならず,さまざまな高次脳機能障害が併発している「最重度失語症者」に対して行う「コミュニケーション障害を軽減するためのアプローチ」は,単に言語機能に働きかけるだけでは不十分である。各々の失語症者がもつ残された能力を見極め,伸ばし,コミュニケーションをとるためのスキルに結びつけることが重要となる。しかし,最重度失語症者の評価は,既成の評価バッテリーで図ることが難しく,どこから働きかければよいのか,新人の言語聴覚士(以下 ST)のみならず,経験豊富なST でさえも頭を悩ませる。本セミナーでは,最重度失語症者の残存能力を評価し,それに基づいた段階的な言語訓練のアプローチ方法について,筆者の臨床経験を踏まえながら提案した。また,さまざまな社会的背景から,長期的な言語訓練の継続が困難となった失語症者に対し,新たな取り組みとして,ICT を用いた言語訓練についても紹介した。
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© 2024 日本コミュニケーション障害学会
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