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コミュニケーション障害学
Online ISSN : 1884-7048
Print ISSN : 1347-8451
ISSN-L : 1347-8451
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巻号一覧
40 巻 (2023)
3 号 p. 141-
2 号 p. 71-
1 号 p. 2-
39 巻 (2022)
3 号 p. 131-
2 号 p. 63-
1 号 p. 1-
38 巻 (2021)
3 号 p. 161-
2 号 p. 105-
1 号 p. 1-
37 巻 (2020)
3 号 p. 161-
2 号 p. 81-
1 号 p. 1-
36 巻 (2019)
3 号 p. 91-
2 号 p. 35-
1 号 p. 1-
35 巻 (2018)
3 号 p. 113-
2 号 p. 55-
33 巻 (2016)
1 号 p. 1-
31 巻 (2014)
2 号 p. 61-
1 号 p. 1-
24 巻 (2007)
3 号 p. 173-
2 号 p. 79-
1 号 p. 1-
23 巻 (2006)
3 号 p. 169-
2 号 p. 87-
1 号 p. 1-
22 巻 (2005)
3 号 p. 161-
2 号 p. 67-
1 号 p. 1-
21 巻 (2004)
3 号 p. 165-
2 号 p. 69-
1 号 p. 1-
20 巻 (2003)
3 号 p. 137-
2 号 p. 63-
1 号 p. 1-
前身誌
聴能言語学研究
最新号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
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ことばの遅れを主訴として来所した幼児の発達・知能検査結果の推移:2歳台の認知発達と言語発達の関係性と指数の変動について
小杉 裕子, 横山 智子, 石田 宏代, 三本 哲也, 柴田 光規
2023 年40 巻3 号 p. 141-147
発行日: 2023年
公開日: 2024/10/08
DOI
https://doi.org/10.11219/jjcomdis.40.3_141
ジャーナル
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ことばの遅れを主訴として2歳で地域療育センターに来所した68 名の就学までの知的発達の推移について,認知と言語発達の関係の違いに着目し,分析した。その結果,①初回の検査で認知と言語発達の差が小さい児(27 名)では,就学前の検査までに指数が15 以上上昇した児は74.1%,大きく変化しなかった児は25.9%だった,②認知より言語発達が遅れていた児(41 名)では,就学前の検査までに指数が15 以上上昇した児は41.5%,大きく変化しなかった児は43.9%,15 以上下降した児は14.6%だった,③認知より言語発達が遅れていた児は,初回の検査時の言語発達レベルが高い児の方が低い児に比べて就学前までに指数が上昇する児が多く,初期の言語発達レベルと就学前までの知的発達の推移に関連が認められた。本研究により,2歳台の認知と言語発達の関係に注目することが,就学前の知的発達を推測する上で役立つ可能性が示された。
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(377K)
場面緘黙児の下位類型化の試み:SCQ,CCC-2,SCAS を用いて
臼井 なずな, 大井 学
2023 年40 巻3 号 p. 148-159
発行日: 2023年
公開日: 2024/10/08
DOI
https://doi.org/10.11219/jjcomdis.40.3_148
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場面緘黙の典型的な症状は,学校などで話せなくなることであり,不安が主要な特徴とされている。しかし近年,背景には不安のほかにも多様な問題が存在していると指摘されている。本研究の目的は,場面緘黙児の中で背景要因の異なる下位グループを見い出すことである。22 名の場面緘黙児を対象として,自閉症特性(SCQ),コミュニケーション力(CCC-2のGCC),不安症状(SCAS)の尺度を用いてクラスター分析を実施した。その結果,11 名は「クラスターⅠ(相対的に高いコミュニケーション力を示す群)」に,8名は「クラスターⅡ(相対的に高い自閉症特性を示す群)」に,3名は「クラスターⅢ(高い不安症状を示す群)」に分類された。クラスターⅠでは,分離不安と社交不安の高さが確認されたが,そのほかに目立った併存症はみられなかった。クラスターⅡはASD の併存が,クラスターⅢは不安症の併存が疑われ,クラスターⅡとⅢにおいてはコミュニケーション力の低さも確認された。
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(402K)
聾者における手話を用いた呼称検査の問題点
伊藤 さゆり, 臼井 千恵, 武居 渡, 鈴木 匡子
2023 年40 巻3 号 p. 160-168
発行日: 2023年
公開日: 2024/10/08
DOI
https://doi.org/10.11219/jjcomdis.40.3_160
ジャーナル
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手話を使用している聾者が失語症となった場合,手話言語の失語症を呈することが知られている。アメリカでは失語症検査を手話で実施できるよう改変されたものがあるが,日本ではまだ検討されていない。そこで本研究では,標準失語症検査(SLTA)の呼称検査に用いられている21 語が既存の手話辞典に掲載されているかを確認した。さらに,健常の聾者7名にSLTA の呼称検査を手話で実施し,被験者間の反応の差異や,手話辞典の表現との一致の程度を検討した。その結果,すべての単語は手話辞典に掲載されていたが,辞典間で手話表現が一致している語は4語のみだった。被験者全員が辞典に一致した手話表現を行った語は1語のみであった。SLTA の呼称検査の単語を手話表現で回答する場合,被験者間で反応にばらつきがあることが明らかになった。本邦でも手話の言語特性に合った呼称検査を作成する必要性があると考えられた。
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(389K)
神経発達症の感覚処理障害
加藤 寿宏
2023 年40 巻3 号 p. 174-178
発行日: 2023年
公開日: 2024/10/08
DOI
https://doi.org/10.11219/jjcomdis.40.3_174
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感覚処理障害は,①感覚入力に対する適応的反応の障害 ②不適切な運動,情動,行動反応 ③日々の活動や課題の困難さの明らかな原因となる,を特徴とする。その下位分類としての,感覚調整障害は,身体や環境からの感覚入力に対して,低反応もしくは過剰反応,そして感覚探求・渇望を示す状態であり,自閉スペクトラム症の診断基準にも含まれている。感覚調整障害は,単に感覚の問題だけでなく,覚醒,注意,行動,情動と関連し,子どもの生活に影響を与える。また,感覚調整障害は,自閉スペクトラム症の社会性やコミュニケーションとも関連をするため,自閉スペクトラム症のコミュニケーションを支援する際に,感覚調整障害を踏まえることは重要である。
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(273K)
多言語使用の高次脳機能障害:特集にあたって
中村 光
2023 年40 巻3 号 p. 179
発行日: 2023年
公開日: 2024/10/08
DOI
https://doi.org/10.11219/jjcomdis.40.3_179
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(140K)
多言語使用と失語症
福永 真哉
2023 年40 巻3 号 p. 180-186
発行日: 2023年
公開日: 2024/10/08
DOI
https://doi.org/10.11219/jjcomdis.40.3_180
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多言語話者は日常生活で2つ以上の言葉を話す人と定義され,多言語話者の失語の回復は,多次元的に複数の要因が相互に影響して,さまざまな回復パターンを呈する。多言語話者の失語の回復に関与する要因として,主に発症前の言語の状態,発症前に使用していた言語モダリティの違い,発症後の病変部位の大きさや重症度の違い,言語間の言語学的類似性,発症後の言語治療を含む言語環境の影響,言語のスイッチ機構の障害,言語機能の側性化の違いなどがある。近年,覚醒下手術における言語機能マッピングの知見から,言語のスイッチ機構の領域が明らかにされ,発症前の2言語間の言語学的類似性が高いほど,言語機能の局在は重複していることも示されている。また,交叉性失語の報告例などから,早期バイリンガルでは両言語とも両側半球に側性化し,後期バイリンガルでは,モノリンガルと同様に,両言語とも左半球優位であることが明らかとなっている。
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(1848K)
多言語使用と認知症
田宮 聡
2023 年40 巻3 号 p. 187-190
発行日: 2023年
公開日: 2024/10/08
DOI
https://doi.org/10.11219/jjcomdis.40.3_187
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西暦2000 年前後から多言語使用で生活する子どもの実行機能が注目されるようになり,バイリンガル児の実行機能は,モノリンガル児より高いという結果が示されてきた。こういう研究がきっかけとなって多言語使用と実行機能との関連全般についての関心が高まり,高齢者の認知症と多言語使用との関係も注目されるようになった。認知症発症に密接に関連する概念に,予備力がある。これは,様々な生活環境要因によって脳の認知機能に「余力」が蓄えられるという考え方であり,神経学的予備力と認知的予備力に分類される。そして,多言語使用もこの予備力を高めることによって認知症発症に影響すると考えられた。この仮説を検証するために多くの研究が行われ,特にアルツハイマー病と軽度認知障害が対象となった。多くの研究者が多言語使用と認知症との関連を検討してきたが,様々な困難が付きまとい,この問題については今も明確な結論は得られていない。
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(208K)
Foreign Accent Syndrome について
東山 雄一
2023 年40 巻3 号 p. 191-194
発行日: 2023年
公開日: 2024/10/08
DOI
https://doi.org/10.11219/jjcomdis.40.3_191
ジャーナル
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Foreign accent syndrome(FAS)とは,同じ母国語を使用する第三者が“外国語のようだ”という違和感をもつような発話異常を特徴とした症候群である。これまでに100 例以上の報告がなされており,構音の歪みや音韻性錯語などの分節素の障害や,高低・強弱・リズム異常などの超分節素の障害が特徴とされている。脳卒中以外にも様々な原因疾患で生じることが知られており,その責任病巣については左中心前回など左半球による報告が多いが,右半球や脳幹,小脳病巣による報告もあり多様である。このように,FAS は原因も病巣も様々であることから,そもそも“症候群”として扱うほどの一貫性や普遍性があるのか,構音障害や発語失行との異同についてなど未解決の問題が山積している。そこで,本講演では主に国内外のFAS 既報告例を通して,FAS の特徴や発現機序,神経基盤などについて概説を行う。
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(1862K)
意味づくりを育む絵本と遊び
石川 由美子
2023 年40 巻3 号 p. 195-199
発行日: 2023年
公開日: 2024/10/08
DOI
https://doi.org/10.11219/jjcomdis.40.3_195
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状況から切り離されたことばを教えるのではなく,状況の中で自然に利用できることばを教授する。そんな取り組みとして絵本を心理的道具とした読み合い遊び(Storytime)を実践してきた。その研究実践について2023 年7月2日のモーニングセミナーの内容に基づき,エピソード語りを用いて報告する。
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