日本臨床作業療法研究
Online ISSN : 2188-8418
産後の不安と抑うつに対して, 継続的な作業療法支援が自己効力感および セルフマネジメント能力の向上に寄与した一事例
吉原 絵理池谷 政直
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ジャーナル オープンアクセス

2026 年 13 巻 p. 8-15

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抄録
わが国では周産期うつ病の有病割合や妊産婦の自殺率が高いことが示されており,周産期のメンタルヘルスの重要性が広く認識されている.しかし周産期メンタルヘルスに関わる作業療法の報告は未だ少ない.今回,出産後に不眠や不安を呈し入院した対象者に対して,作業を通じた自己効力感の回復およびセルフマネジメント能力の向上を支援し た結果,認知の柔軟性や援助希求行動の獲得に繋がり,結果として自信の回復が促された.また,入院中から退院後も一貫して関わることによる再発予防の支援により,安定した生活を送ることができた.周産期女性のメンタルヘルスにおいて,自己効力感およびセルフマネジメント能力の向上を通じた再発予防支援が有効である可能性が示唆された.
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© 2026 日本臨床作業療法研究会
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