日本外科系連合学会誌
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経尿道的前立腺切除術(TUR-P)の現況
矢崎 恒忠梅田 隆
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1996 年 21 巻 6 号 p. 929-936

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抄録
高齢化社会になった本邦では前立腺肥大症 (BPH) が増加している。外科治療としては経尿道的前立腺切除術 (TUR-P) が現在最もよく行われているが, より少ない侵襲でBPHによる尿路閉塞を治療する新しい治療法が最近続々と出現しはじめている。しかし現在のところTUR-Pの治療効果を凌駕するほど有効なものはない。本文ではまずTUR-Pに用いられる手術器具の最近の進歩について述べる。ついでより侵襲を少なくするための技術について述べる。さらにTUR-P同様内視鏡手術を用いるレーザー切除術 (VLAP) および電気蒸散術 (TVP) を考慮したTUR-Pの長所, 短所や合併症などについて述べる。最後にTUR-Pの今後の展望についても述べる。
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