福島県立医科大学心臓血管外科学講座
2009 年 38 巻 4 号 p. 259-261
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
38歳男性.Behçet病による最大径約50 mmの炎症性の腹腔動脈瘤の切迫破裂のため,準緊急的に手術を施行した.手術は総腸骨動脈から腹腔動脈,上腸間膜動脈,両側腎動脈へのバイパスを作製し,瘤遠位端にて断端閉鎖,ステントグラフトを大動脈に内挿し,瘤を隔離した.非解剖学的バイパス術を併用したステントグラフト内挿術は症例によっては有用な方法と考えられ,報告した.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら