人間工学
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2C06 労働7
狭い足場上での体幹ひねり姿勢における姿勢動揺の評価
菅間 敦山内 智之堀崎 飛雲
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2025 年 61 巻 Supplement 号 p. 2C06-03

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抄録

本研究では、脚立作業の転落リスク評価に向け、狭い足場上での体幹ひねり姿勢が姿勢動揺に与える影響を評価した。20代の男性10名を対象とし、狭い足場上での立位バランス課題実施時の床反力作用点の動揺量に基づいて評価した。実験条件は足場幅、体幹の非対称角、視線方向に伴う体幹の側屈を変化させた。実験の結果、非対称角の増加、視線の上下変化、足場幅の縮小が組み合わされた条件において姿勢の動揺量が顕著に増加することが示された。

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© 2025 一般社団法人 日本人間工学会
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