東京都立大学人文学部
1976 年 12 巻 1 号 p. 21-26
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順応水準説 (Adaptation-level theory) は, 重さ, 明るさなどの刺激を分類, あるいは範疇化するという人間の判断過程のモデル化の一つの試みであり, その特徴は, 判断に及ぼす背景の影響を記述している点にある. 本研究では, 重量の比較判断事態に, 順応水準の対数平均モデルを適用し, 実験によって, 次のような結果を得た; (1) モデルはデータによく適合し, 代と増山の結果を確認した. (2) 実験に使用された刺激の系列が, 判断に影響することが見出された.
日本人間工学会大会講演集
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