人間工学
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日本人女性の体幹部側面形態 (シルエット) の分類
坂倉 園江柴村 恵子小沢 としみ新 恵美子
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1976 年 12 巻 3 号 p. 93-106

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抄録

19才の日本人成人女性216名についてシルエッターによる写真を用いて体幹部における側面形態を整理分類した. 後面は肩甲骨後突点, 前面は乳頭点を基点とする垂直線からの頸部, 胴部, 腰部 (6項目) の出入りの寸法を読み取り, 資料とした. 6項目 (側面形態), 4項目 (上・下半身別), 3項目 (後・前面別) の組み合わせを行い整理分類すると3, 4項目の組み合わせでは一応の成果を得る事が出来たが, 6項目ともなると出現の最も高い組み合わせでも10.1%と低く体形の複雑さを示した. 胸部に対する腰部の変化については同一厚径25.5%, 腰部が薄いもの3.2%, 腰部が厚いもの71.3%であり, 姿勢については直立姿勢19.4%, 殿部後方突出44.4%, 腹部前方突出36.2%であった. これらの組み合わせは服種によっては体形別作図法の資料として. かなり活用でき得ると考える.

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© 一般社団法人 日本人間工学会
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