人間工学
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ターゲット形状がタッチ画面の操作性に及ぼす影響
岩瀬 弘和北岡 正敏
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2003 年 39 巻 6 号 p. 300-307

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抄録
本研究では, タッチ画面におけるターゲットの形状や面積とその操作特性の関係について調べた. 実験要因としてターゲット形状 (正方形 (SQ), 縦長矩形 (VREC), 横長矩形 (HREC)) 及びターゲット面積 (114.3mm2, 203.2mm2, 317.6mm2) の2要因を取り上げた. 実験要因はいずれも被験者間要因とした. 被験者は全て右利きとし, 被験者には出来るだけ早く正確にターゲットを右手人差し指でポイントするように指示した. 実験では, 提示されたターゲットの形状と大きさ, 被験者のポイントした位置が記録された. 実験結果から, ポイント精度は正方形ターゲットの場合が最も高いことが示された. また, ターゲットの形状にかかわらず, ターゲット中のポイントされた位置の分布の90%はほぼ正方形内に納まり, ターゲット面積が大きくなっても約12×12mm2の正方形の範囲内に分布する様子が観測された.
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© 一般社団法人 日本人間工学会
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