体外循環技術
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非体外循環下冠動脈バイパス術における活性化凝固時間測定装置の比較
山内 尚也中尾 一俊向山 美果也佐藤 勲荒川 政美今関 隆雄
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2001 年 28 巻 2 号 p. 49-51

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抄録

【要旨】ACT測定装置5機種を使用し,ACT値とヘパリン濃度および活性化部分トロンポプラスチン時間(APTT)との相関性について,非体外循環下冠動脈バイパス術の症例8例で比較検討した。その結果,ヘパリン濃度との相関は5機種とも相関関係がみられた。その中でも高い相関性を示した機種はヘモクロンとアクタライクで,APTTとの相関は,当院の測定装置の測定範囲内ではヘモクロンとアクタライクは高い相関を示した。

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© 日本体外循環技術医学会
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