体外循環技術
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人工心肺記録システムの検討
中野 孝原 和信高橋 浩子山根 薫近藤 宏
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2006 年 33 巻 2 号 p. 188-190

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抄録
現在医療の現場において電子化が進み,電子カルテやオーダリングシステムなどが普及しつつあり,当院においても本年4月に日本光電社製手術部支援システムCAP-2500(CAP)を採用し,体外循環記録の電子記録導入となった。そこで今回,既存の記録用紙に筆記で記入する方法とパソコンでCAPに入力する方法の時間を比較し,記録の電子化による利点と問題点の検討を行った。CAP導入によって術中のバイタルや送脱血温,送血流量,血液ガスデータなどの自動取り込みと,水納計算の自動化などにより筆記に比べ記録時間が短縮された。CAP導入時,両者間において体外循環中の記録時間はさほど変わらなかったが,3ヵ月後には慣れによりCAPの記録時間は約半分に短縮され,CAPの使用により体外循環中の記録に費やす時間は省力化された。課題として,コンピュータの不意な故障時などの対策が残った。
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© 日本体外循環技術医学会
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