森林立地
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全天空写真を用いた葉面積指数推定における撮影時の露出値の重要性と全天条件基準法の提唱
谷 明洋伊藤 江利子辻野 昌広荒木 誠神崎 護
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2011 年 53 巻 2 号 p. 41-52

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抄録
全天空写真は林分の葉面積指数(LAI)を簡便に推定する方法として広く使われている。撮影時の露出と画像を二階調化時する際の閾値の決定はLAIの推定に決定的な影響を及ぼす。この問題を緩和するため,全天条件基準法(the Open-sky Reference Method,略称ORM)を考案した。全天条件基準法は全天条件(林外で遮蔽物が無い条件)での測光を基準に,全天条件下より1大きい(明るい)露出値に固定して林分内の全天空写真を撮影し,全天条件で撮影した写真を基準に二階調化時の闘値を決定する手法である。二階調化では全天条件で撮影した天空部の最低輝度を探索し,その値を白に割り当てる最小値とする。この手法は閾値を目視によって決定するにも関わらず,解析者に依存する値の変動が小さい特長を有する。最適露出値からの変位がLAI推定に及ぼす影響を手法間で比較するため,京都市内の14林分で全天空写真撮影を行い,全天条件基準法を含む10種類の手法でLAIを推定した。全天条件基準法は最適露出値からの変位に関して頑健であった。
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© 2011 森林立地学会
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