超音波医学
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超音波診断・治療支援システム開発の最先端
プローブ把持ロボットによる自動探索と3次元トラッキング
中楯 龍橋爪 誠
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ジャーナル 認証あり

2018 年 45 巻 2 号 p. 149-157

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抄録
本稿では,プローブを把持するロボットを用いた超音波画像誘導システムについての著者らの研究を紹介する.一つ目は自動検査システムである.ロボットが超音波画像を認識しながら目的の患部を自動で探索し,明瞭画像を得るプログラムについて解説する.二つ目は患部の動きにリアルタイムに追従するシステムである.一般的な2次元Bモード画像のみを用いて3次元追従を実現する手法を解説し,それらの生体組織での動作実験について解説する.
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© 2016 一般社団法人 日本超音波医学会
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