超音波医学
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特集「Ultrasound diagnosis of breast non-mass abnormalities Including diagnosis with other modalities」
乳癌診療における超音波フュージョンシステムの臨床応用とレビュー
榊原 淳太長嶋 健藤本 浩司高田 護大塚 将之
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2026 年 53 巻 3 号 p. 171-177

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抄録

超音波フュージョンシステムは,超音波画像診断装置に装備された磁場式位置ナビゲーション機能である.磁場発生装置から発出される空間的位置情報をプローブに装着した位置センサーが感知し,US画像とMR/CT画像がリアルタイムで同期し,モニターに並列表示される.本システムを用いることで,従来のUS検査では観察が困難な非腫瘤性病変などの同定が可能となる.また,US検査では部位の同定が困難でMRIガイド下生検の適用となるMRI偶発病変に対しても,部位の同定が可能となることから,MRIガイド下生検を回避しUSガイド下で組織生検を実施することができる.非腫瘤性病変だけでなく,従来のUS検査では同定が困難な微小病変も検出可能であるため,より精密な術前画像診断が可能となり,再現性が高い検査および安全な外科的手技を行える.本稿では,乳癌診療における超音波フュージョンシステムの臨床応用について概説する.

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