2026 年 1 巻 2 号 p. 43-45
・認知症高齢者は疼痛や不快症状を言語化できず、BPSD やせん妄悪化につながることも多い。行動変化の背景に疼痛が潜んでいないかを検討し、観察所見や多職種情報に基づいて客観的に判断することが求められる。
・日常観察と家族・多職種との情報共有により、疼痛のパターン・頻度・関連要因を踏まえて薬剤調整や環境調整を行うことが有効である。
・疼痛評価スケールは補助的活用にとどめ、観察・薬学的評価・生活支援・多職種連携を統合した介入により、症状緩和と患者・家族の QOL 向上を図ることが重要である。